絶頂は今

好奇心と探究心。

2019-01-01から1年間の記事一覧

射手座木星期を振り返る

12月3日に、いよいよ木星が山羊座に入る。 昨年の11月頭から続いた射手座木星期もいよいよ転換期を迎える。 紆余曲折あったこの射手座木星期の振り返りを、少し早いが2019年の総括も兼ねて書き綴りたい。 1年前の蠍座木星期の振り返りはこちら。 yona1242.ha…

i

私は時々私を見失う。 自分の夢も、自分のアイデンティティも、自分の存在意義も。 西加奈子さんの「i」を読んだ。 発売した頃からずっとこの小説の存在は知っていたし、書店でもそれをよく見かけていた。けれど実際に手に取ることはほとんど無かったと思う…

カット野菜の話

先日、こんなことがあった。 父とスーパーへ買い物に行ったときのこと。 父がサラダを食べたいと言うので、私はカット野菜をカゴに入れた。すると父が、「カット野菜って身体に良くないんだよ?なんでか知ってる?」と言ってきたのだ。 その言い方にイラッと…

他人事じゃなくなった話

祖母が亡くなってから、早ひと月が経った。 家事は女の仕事だ、とは言いたくないが、現状家には私しか女がおらず、自然と祖母が背負っていたものを私が引き継いだ。 家事というのを、いよいよ本格的に担うことになったわけだが、自分の事だと思ってやってみ…

僕らの平成ロックンロール

久しぶりに、朝井リョウの小説を読んだ。 初めて朝井さんの小説を読んだのは「何者」だった。もう4年も前のことだ。確か、読書大好き芸人という番組でオードリーの若林さんが薦めていたのをきっかけに本を手に取った記憶がある。 「何者」を読んだ日のことは…

自省録

令和元年 7月31日 午前1時頃 祖母が、息を引き取りました。生まれて間もない頃に両親が離婚し、実母の存在を知らずに育った私にとって母のような存在でした。享年75歳でした。本当に、強い人でした。 自分の欲よりも家族のために長年働き続けた祖母。母親を…

村田作品 全作レビュー!

こんにちは。最近YouTube動画にハマっている私です。 何度もブログなどで発言している通り、私は村田沙耶香さんという作家の小説がめちゃくちゃ好きである。 去年の7月末に初めて「コンビニ人間」を読んで好きになったのをきっかけに、それから1年かけて現在…

性のあれこれ

突然だが、私は生物学上女性である。 昨今、LGBTやSOGIというように性のあり方は多様になっている。 ①生まれ持った体の性 ②自分が認識する自分の性 ③社会から扱われたい自分の性 ④言葉遣いの性 ⑤服装の性 ⑥社会的に果たしたい役割の性 一口に"性"と言っても…

依存と自立とアイナナと私

2019年の下半期に突入した。あと半月ほどで1学期が終わり、こどもたちはもう夏休みだ。あまりにも早すぎる。 こどもたちと日々関わるようになってから、人と人の関わり合いすなわち人間関係について考えることがますます増えた。 偶然か必然か、一つのコミュ…

沖縄に行きたい

しんどい。 ここのところ、物事が思い通りにいかず、いつも以上にストレスを感じている。 こどもたちの悪ふざけや自己中心的な言動に腹が立って仕方なく、つい言い方を強くしてしまって猛省、自己嫌悪の繰り返し。 この頃見返していなかった新年に引いた今年…

洗脳

村田沙耶香さんの「地球星人」を読んだ。 図書館で予約してからおよそ3ヶ月。待ちに待ったこの本をようやく借りることができたので、また一気読みしてしまった。 村田さんの小説を読むのはこれで8作目だったが、初めて読みながら涙した。 一言で表現するとす…

集大成

5月に入り、私が暮らす日本では元号が新しくなった。 4月下旬には木星、土星、冥王星が逆行を始め、原点に立返って見直すような雰囲気が漂い、平成というひとつの時代を振り返った人も多いのではないだろうか。 私が過ごした24年間の平成はどうだっただろう…

色々

冬から春へ、気温も身体も変化していく真っ只中で、私も慌ただしく季節の変わり目を過ごしている。 気圧や自律神経の波の揺れが激しく、春バテしている友人もいてつらそうだ。早く落ち着くといいなと願うばかりである。 振り替えると、3月は個人的にとても目…

膨張した胸が痛む

村田沙耶香さんの「タダイマトビラ」を読んだ。 シンプルに、ゾッとした。 "家族"に飢え、"家族"を渇望し、"家族"を脳内で補完し、"家族"を維持するために努力する主人公が、"家族"という名の幻想から一気に目が覚めて人間ではなくヒトに帰っていく描写が実…

STARTING OVER

高橋優のライブに行って来ました。 高橋優 全国LIVE TOUR 2018-2019「STARTING OVER」横浜アリーナ公演。 今回で、優さんのライブはフェスやFC限も含めてなんと15回目でした。私そんなに行ってたのか~~と数えながら感慨深くなりました。 約一年ぶりだった…

2月の備忘録

2月最終週に入ってしまった。 このままでは何も進歩のない月になってしまいそうだ。ここまでは、とりあえず休んでたし遊んでたし成長は全くしていないけれど楽しかった。その反面なんでこんなに自分に甘いんだろう~~って自己嫌悪が付きまとっていた。 すで…

本が好きです。

早いもので、2月です。 新しい年が始まったばかりの1月は、苦しい月だった。反省点も多い。 年が明けてすぐに、人生初のボランティア活動をした。学ぶことがとても多く、自分の成長に繋がるような発見もあり、出だしは好調のように思えた。 しかしその後、風…

2019年

明けました。新年。 何度経験しても慣れることのない年末年始の空気。施設もお店も街中を行き交う人々も、「いつもと違う」空気の中、慌ただしくも粛々と。そんな独特な雰囲気に毎年圧倒される私である。 2018年は、私にとって今後の人生を変えるような激動…