色々
冬から春へ、気温も身体も変化していく真っ只中で、私も慌ただしく季節の変わり目を過ごしている。
気圧や自律神経の波の揺れが激しく、春バテしている友人もいてつらそうだ。早く落ち着くといいなと願うばかりである。
振り替えると、3月は個人的にとても目まぐるしかった。
・優さんのライブに行った。
・高校の同級生と卒業式ぶりに再会して一緒にアニメのイベントに行った。
・スクーリングで一週間勉強を頑張ってテストで100点取った。
・約6年勤めた職場を辞める決断をした。
・転職した。
・友人と紅茶専門店に行った。
・新しい職場で働きだした。
先月のなかなか動けなかった日々から一転、毎日何かしら行動をしていた…というより何かに動かされていたような感覚だ。スクーリングの期間は毎朝5時半に起きて通学し90分×6コマの授業を一週間こなし、そこで刺激を受けて転職を決意。そして念願だった児童福祉関係の仕事に転職した。
実際に今新しい職場で一緒に働く人たちと研修に行ったり年度始めの準備をしていても、ふとこれは夢なんじゃないかと思うほど実感はわかない。ずっと頭の中ではイメージしていた景色が目の前にあるなんて。私が先生と呼ばれるなんて。
そんな中でも趣味は相変わらず楽しんでいた。1月からハマっている「約束のネバーランド」は原作コミックス最新刊まで読破。あまりにも面白すぎて止められなかった。
そして約ネバのアニメが先日最終回を向かえ、最高のキャスト陣による最高の演技と最高の制作陣による最高のアニメーションと演出に感動で震えているところに第2期が2020年放送決定のお知らせ─────────(五体投地)
こんなん……全世界がレイエマに惚れ込んでしまうではないか……最高ですありがとうございます本当に本当に感謝しかない約ネバ2期を見届けるまでは絶対に死ねないありがとうございます……………
それから、癒しを求めYouTubeでタロットリーディングの動画をよく見ていた。これがまぁ~~~当たるんですよ。本当に。
優しいBGMと耳に心地良いヒーラーさんの声、様々な種類のタロットカードを見ているだけで本当に癒されます。
最近心にクリーンヒットしたのは「良くも悪くも自分自身が個性的であるがゆえに、人と同じことができないでそれにコンプレックスを抱いていた」という言葉です。全くその通りすぎて。
話はズレてしまうのだが、私が「普通」とか「固定概念」とかに辟易しているのは昔はそれがコンプレックスだったからで。
どうしたってそこからはみ出せば目立つし出る杭は打たれる。みんなと同じになりたくてもなれなかった生い立ち、みんなと共感できずにひとり遊びばかりしていた子供時代、周りに合わせようとして疲れた学生時代。他の人が真っ直ぐ進んでいる人生のレールから外れてしまった成人時代。
高校時代は周りの友人たちに恵まれ、比較的自由に過ごせていたので楽しかった記憶ばかり残っているが、それ以外は…
だからこそ、そういう世の中に根付いた"普通という名の固定概念"をひっくり返してくれた村田沙耶香さんの小説が大好きでたまらないのだ。
※おすすめはコンビニ人間と殺人出産です。興味がある方は是非。
ちなみに先のリーディングの時に出ていたのは昆虫のガのカードだったのだが(個性的な色味と、蝶々とは異なる魔性の魅力みたいなイメージ)、私がタロットを選ぶと不思議と羽の生えた生き物だったり羽の生えた天使が描かれているカードが多い。昔から蝶々は好きだったので、何かそういった象意とご縁があるんだろうなと感じる。
あとよく出てくるのはイルカが描かれているカード。過去世とかご縁があるものを見るとかなりの頻度で出会うし、前世はイルカだったと言われても妙に納得できる気がするのでやはり海や仲間を想うところはイルカが所以かもしれない、と思ったりするのだ。
そういえば、昔から水が神聖なものだと感じたり、生まれ変わったらクジラになりたいと発言したり、死ぬときは海に帰りたいって思ったのも、私という生命体の核のどこかに海が刻まれているのかもしれない。それはそれでとても素敵だなと思うのだ。
先日、しいたけ.さんのカラー心理学を特集したムック本を購入した。
前回もその特集が載った雑誌を購入し、色の心理学って面白いなぁと感動して他の関連書籍も買ったりしたのだが、今回は前回よりもボリュームアップしてさらに色の世界に潜り込める一冊になっていた。
私は茶色をベースに青系(ターコイズ、青、ネイビー)、白、オレンジ、ピンク、ちょっぴり金色が混じった複雑な人間らしい。ちなみにしいたけ.さん流のカラー分類は18色である。
詳しくはしいたけ.さんの色の解説を是非読んでもらいたいのだが、地に足着いた生真面目な茶色と抜かりない完璧主義者な青とネイビー、冒険心と子供心を忘れないターコイズとオレンジと白、愛と平和のピンク、奇抜な金色といった具合だ。複雑でしょう?
どれも私だしすべて間違いなく私を形成する要素だ。どれが良いとか悪いとかそういうことではなく、様々な色が複雑に混ざりあっているからこそ人は面白いのだ。
色んな人がたくさんの色を持って暮らしているこの地球で、なぜ他の人と同じように生きないといけないのだろう?そんなこと、まず不可能じゃないか。一人一人が持つ色は異なるのだし、仮に似てたとしても色のバランスまで全く同じではないのだから。
他人は他人、自分は自分。それを認めた上で共に生活し、足りない色はその色を持っている人に補ってもらって、その人が足りない色は自分の色をわけてあげられたら、みんなが生きやすくなるんじゃなかろうか。それが愛なんだと私は思う。
いつも私を支えてくれている家族や友人、大切な人たちへ。本当にいつもありがとう。これからも、あなただけの色で私を支えてください。そして私の色があなたの支えのほんの一部にでもなっていてくれるのならば、これ以上ない幸せです。
アドラーの共同体感覚を胸に、この広い地球に暮らす生物の一部として、己が手にしたものが取るに足らないものだと体感できる日がいつか訪れるのだろうか。私はまだその修行の途中にいてこれからもこの一生をかけて目指し、死ぬ時には成し遂げていたいと思うのだ。