絶頂は今

好奇心と探究心。

2月の備忘録


 2月最終週に入ってしまった。
 このままでは何も進歩のない月になってしまいそうだ。ここまでは、とりあえず休んでたし遊んでたし成長は全くしていないけれど楽しかった。その反面なんでこんなに自分に甘いんだろう~~って自己嫌悪が付きまとっていた。

 すでに今月の記憶が曖昧になりつつあるので今のうちにブログに書き留めることにしました。精神がふわふわしてる上に限界オタクのテンションなのでいつも以上に語彙力ないです(当社比)

 いくぜ!!まずはこいつだ「約束のネバーランド」~~~~~~!!!!!
neverland-anime.com
 1月から始まったアニメで足を取られ、今月頭に原作コミックスを読み沼inした今私の中で最も熱い作品である。さすがジャンプ作品…面白くないわけがない…推しはノーマン寄りのフルスコア組とフィル。アニメと同じペースで原作も追ってるので常に続きが気になる…ノーーーーーマーーーーーーン……………cv内田真礼が最高of最高…………………
 孤児院育ちの子供たちが残酷な運命に逆らい、抗っていくしんどい作品です。子供たちがそれぞれの想いをかかえながら敵と対立、その駆け引きや頭脳戦がたまらなく面白いです。

 血界戦線食戟のソーマ僕のヒーローアカデミア約束のネバーランド………ジャンプって本当に面白いな………
 そのうちハイキュー!!にもハマりそう(予言)
 なんてったって主人公cv村瀬歩だかんな……あゆむらせ大好き……斉藤壮馬氏も石川界人くんも出てるし時間の問題かな~~;-)

 そして中毒のようにのめり込んだ「村田沙耶香」ワーーーーーーーールド
 村田さんとの出会いは「コンビニ人間」だ。読書記録を見たら読んだのは7ヶ月前だった。とにもかくにもこの作品がめちゃくちゃ面白くてうわぁこんな物語が書ける作家さんがいるのか!と衝撃を受けた。
 それからずっと他の村田作品も読みたいと思っていたのにタイミングがなくてずるずる過ごしていたけれど、先月からの読書ブームに乗っかって最近また村田作品を手に取った。

 コンビニ人間の次に読んだのが「しろいろの街の、その骨の体温の」。この作品が私が沼にハマった決定打。
bookwalker.jp
 小学生、そして中学生特有の文化、人間関係、閉鎖的な感情、性の目覚め、スクールカースト…主人公は私か?って感じるほど自分の過去の似たような記憶がフラッシュバックされてかなり古傷をえぐられたしんどい作品。読み終えた時、あまりにもしんどくて吐きそうだった。
 だがしかしそれが良い…そのしんどさこそ村田作品の魅力…えぐいし苦しいのに読み進める手が止められない…辛いのに止められない激辛料理みたいなものだ。辛さの向こうにある旨味を求めてしまう激辛愛好家の気持ちとほぼ一緒。

 次に読んだのが「消滅世界」。これもなぁ~~~~~~本当にやばい。個人的に一番読み返したいと思った名作。
bookwalker.jp
 清潔な夫婦。利害が一致している家族。時代の流れに順応していく人々。ヒトはなぜ恋愛をするのか、なぜ結婚するのか、性行為は本当に必要なのか、我々が当然のように信じてるいろんな価値観が根底からひっくり返される近未来SF小説ってかんじ。
 正直、表現は気持ち悪いし基本ぶっとんでる話なんだけど、私たちと全く関係のない話ではないと感じさせるようなところが村田さんの凄いところでな~~~~!!!将来本当にこんな世界がくるんじゃ…って考えさせられる。
 恋人や家族の定義が揺さぶられ、男女の差もなくなった世界で出産や子育ての常識も変わっていく。何が正常で、何が異常なのか。

 その後、「ハコブネ」と「殺人出産」も読了。どちらも村田ワールド全開だった。殺人出産は短編集で、消滅世界のその先の世界の話ってかんじで面白かった。ただどの物語も短いから物足りなさはあったけど、さくっと読めるので長編がしんどい人にはこっちの短編集がおすすめ:-)
 今図書館で「地球星人」を予約待ちしていて、あと「マウス」も読みたい………村田ワールドが癖になってどんどん読んでしまう~~文体が読みやすくてすいすい読める。最高。好きすぎて大体どの本も1日で読破してしまう。

 最後に、待ってたぜアイドリッシュセブン~~~~~~~~~~(五体投地)
youtu.be
 もうね、宗教ですこれは。先日、約1年ぶりに新章が公開されたんですけどあまりにもタイムリーな内容でうわぁぁああぁぁぁあああってなった。アイナナをプレイしているTLのジャニオタが続々と瀕死になっている。わかる。アイドルファンの心をえぐることでお馴染みのアイドリッシュセブンだもんな……ナギ~~~~~~~~~~……………………
 ただ、私は読んでいてなんだこれすっげぇ面白ぇ…ってなったのでもう痛覚がおかしくなっているんだと思う。唐辛子と村田作品で鍛えられた気がする。

 アイナナを読んで改めて思ったのは、やっぱりアイドルって良いなぁってことで。男女問わず、アイドルは何かを削ったり何かを懸けたり何かを産み出したりして夢を与えてくれる存在だと思ってて、我々はそれを消費しながら元気だったり勇気だったり希望を受け取っている。
 ファンがアイドルに返せるものって好きって気持ちとか応援する気持ちとかになるわけだけど(その気持ちをどう表現するかは個々の自由であるが)、アイドルが望むような形で届く気持ちっていうのはきっと本当に繊細で脆くて、ほんの少しずれただけで全く違ったものになってしまうものな気がする。だからこそファンは常に細心の注意が必要で。そういうことをストーリーを通して改めて考えさせられるのがアイドリッシュセブンです…………
 十人十色のアイドルたちがそれぞれの事情を抱えていて、そんな彼らが様々な壁を乗り越え、アイドルとして奮闘していき、人間として成長していく激熱ストーリーです。漫画だったら絶対ジャンプっしょ…(偏見)
 今なら音ゲーのミッションをクリアしなくても無料でストーリーが全部読めちゃうので軽率に始めてくれ……………アイナナはいいぞ

 あと先月推し(そま氏)のライブのチケットが取れなくてかなりショックだったんですけど、アイドリッシュセブンのセカンドライブは無事にチケット取れました~~(泣)しかも双子の誕生日……嬉しい……お友達と今年もナナライ楽しんできます:->

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 それから、先日葛西臨海公園に行ったんですけど、すっごい楽しかったです。公園って落ち着きますよね。あとやっぱり海の近くは癒されますね。いつか海の近くで暮らしたいなぁ。

 病んでるわけじゃないけれど、時々純粋に何のために生きているのかわからなくなる時がある。私が信じてる私の夢も本物かどうかわからなくなる。だけどきっと"本物"なんてこの世にはないのだろう。
 そういう世界で、人々は生きていくための拠り所を見つけて自分たちの世界を作り上げて、その中で生きているのかもしれない。それは宗教かもしれないし、社会への貢献感かもしれないし、家族かもしれないし、アイドルかもしれないし、別の生き物たちかもしれないし、自然かもしれないし、洗脳かもしれない。
 その中で、私は何を拠り所にして生きていくのか時々もやがかかったように見えなくなってしまう。これだ!って信じていたものでさえも、ぼやけてしまう。

 私の拠り所はなんだろう。前世や来世を信じるならば、私は現世で何をしたくて生まれてきたのだろうか。