絶頂は今

好奇心と探究心。

2019年


 明けました。新年。

 何度経験しても慣れることのない年末年始の空気。施設もお店も街中を行き交う人々も、「いつもと違う」空気の中、慌ただしくも粛々と。そんな独特な雰囲気に毎年圧倒される私である。

 2018年は、私にとって今後の人生を変えるような激動の年になった。
 占星術にハマったり、一人で海外旅行に行ったり、それから一番大きかった変化は、学校に入学したことだ。

 一度は挫折した夢。自分には無理だと諦めた夢。そう思っていたけれど、ずっと胸の奥で消えなかった夢。その夢をもう一度叶えたくて、働きながら学べる通信制の学校に入学した。
 昔からずっと、自分の「好き!」という気持ちに真っ直ぐだった私は、24歳を迎えた今ようやく好きなことをするために勉強を始めたのだ。
 
 とはいえ、自分の好きなやり方でしか頑張れない性分が裏目に出てしまい、壁にぶち当たったりなんだりしたのだけれども、今はなんとか軌道修正をして友人に協力してもらいながら日々過ごしている。いつも本当にありがとう。

 私の敬愛する占い師しいたけ.さん曰く、山羊座は「我流」「マイルール」「マイ美学」を持っているらしい。思い当たる節しかない。
 何にでも長所と短所があって、それは表裏一体で決して離せるものではなくって、裏目に出ると毒になったりするけれどそれは一際輝く場所だったりする。
 それは、占いを好んでするようになって一番感じたことだ。どの星座、どの惑星、どのカードにも長所と短所があって、だけれどそれは人々の主観次第だということも。

 ある問題をどう解釈するかはその人次第だし、考え方や見方を変えるだけで違う風に感じたりするかもしれない。
 年が明けてすぐに2019年の私の課題をタロットに尋ねてみたら、かなり厳しく言われたのだ。それを「あぁもうダメだ何やってもうまくいかないんだ」と悲観的になって何もしなくなったら、それこそダメになると思った。

 1月の課題は「運命の輪(リバース)」が出た。期待する変化が訪れないとか変化するまで時間がかかるとか我慢が必要とか停滞気味とか、そういった意味のカードだ。
 新年早々苦しい印象を受けたのだが、それがわかっていれば先を見据えて粘れるような気がした。
 わかっていたのに、わかっていたのにも関わらず、無理して頑張った結果、私はまんまと体調を崩した。目先の課題に必死になるばかりで体調管理を怠った報いだ。あぁ調子に乗るなよって言われていたのに。
 とまぁ新年早々やってしまった感が凄いのだが、これも経験だと受け止め、まずは療養することに専念しようと思う。

 先日、初詣に行った際におみくじを引いた。タロットからの忠告もあったので厳しい結果が出ると覚悟していたけれど、結果はなんと大吉だった。

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 「あなたの選んだ道は間違いありません。」この言葉にどれだけ救われたことか。
 人間というのは不思議なもので、さっきまで明るく前向きだったのに次の日には絶望していたりする。常に期待と不安が渦巻いていて、だからこそ目に見えないものの力を借りて勇気をもらうのだろう。

 私は毎年、引いたおみくじは大切に手帳に貼って一年通して見返せるようにしている。以前にどこかでそうした方がいいと聞いたからだ。そして、一年の終わりにはそれを見ながらあぁ当たってたなぁと実感する。
 タロットもおみくじも、きっと気持ちを込めてやれば目に見えない「かみさま」が真摯に答えてくれるのだと信じてる。
 もし自分が「かみさま」だったら、どんな人の願いを叶えたいと思うのか?という自問をよくする。そして今の自分はその願いを叶えたい人のイメージに近づけているのか?
 そんなことをいつも考えながら、私は私を大切にして、私の大切な人たちを想い、小さな夢から大きな夢まで大切にしようと努力している。

 本年も、どうかよろしくお願い致します。